「9.28美根ゆり香CONCERT 2019″素直な気持ちで”inクレアこうのす」年一バンドLIVE。ここまでの道のりからマニアックな裏話までせっかくなので語ります。

今年の年一のクレア、フルバンドLIVEは初めての秋開催でして。これまでの毎年の恒例では、春が来たら・・さて始動!という感じだったサイクルがほぼ逆になったので、今年は何となく・・タイミングを計るように早くからそわそわし出していましたぁぁ(笑)

バンドメンバー達もそれは同じだったのか、かなり早くからLINEグループでのやりとりが始まったので、「今年は一味違う空気感だな」と思っていました。

もちろんメンバー達それぞれ、忙しい日々を送っているので、そんな中、早くからこのワンマンの事を気にかけてくれている!というのはとても光栄だし、ほんとうにありがたい事でした。

もう、何年もワンマンを一緒にやってくれているメンバー達に加えて、今回はギタリストKenmi Chankが仲間入り。同ギタリスト森口さんの弟分で、普段バンドも一緒にされているくらい気の知れた、チームワークもバッチリな2人なので、もう楽しみで楽しみで。

どんなアレンジが生まれるんだろう・・・

コーラスもめちゃくちゃワクワクする・・・・

ソロアーティストのバックミュージシャンというと、あまり目立たなかったりする方がきっと多いと思う。どちらかといえば黒子に徹しているような。でも私の場合は・・毎年このライブを重ねる毎に更にそうなんだけど、バンド感を大事にしたいっていうのがあって。

私自身がずっとバンドに憧れを持っている、事が1番の理由だと思う。とにかくバンドっていうものが大好き、大好きなバンドがたくさんある。これまでにどれほど、ライブで心を打たれたか、心が救われたか。大げさだけど、その感動の経験があるからこそ、音楽がやめられない。

だからやっぱりバンドの演奏と素晴らしいアレンジをお客さんに聴いてもらいたい。心揺さぶられる瞬間を体感してほしい!「こんなかっこいいんだよ生バンドって!」というのを必死で伝えたい。バンド生演奏伝道師とこれからは呼んでくれ!

まあ、一番はなんと言ったって・・「私が楽しみたいから!」。楽しんでる、って事は、それは自分の音楽を一番出せている、って事だから。

しかもよりもっと深いところまで突っ込むと、決して、私がバンドの一員、ということではないんです。シンガーソングライターの美根ゆり香と、超絶に支えてくれる、私の音楽性を表現しまくってくれるバンドって感じ。

音楽バカな、マニアックなツッコミどころでごめんね。。はい、ただの音楽バカなんです!

そしてそれには、ただ私がバンドに寄りかかっているとかいう状態じゃあ決してだめだな、と心底感じます。基本的なところで私がバンドを引っ張ってかなければいけないと思ってる。そうやっていく事で、バンドメンバーと私美根がお互いに尊敬しあうっていう関係性が生まれている気がする。

そんな関係性が、一年一年と重ねていく度に、完成形へと向かっている気がします。

ところで「どんな風にカバー曲を選定されるんですか?」とよく聞かれるんですが・・

まさに!このカバー曲の選曲こそが、一番神経をする減らすほど悩み、悩みに悩みまくる(←毎年の恒例)ところ。

もちろん日々のライブでよく歌っている曲も先ずは候補リストに入れます。それから、私自身がバンドでやってみたい!と思っていた曲で、尚且つ、このバンドメンバーの持つ魅力も存分に引き出せる曲は・・・って考えます。

加えて、このコンサートの全体像、表現したい世界やストーリの軸、そしてもちろん、私が歌いこなせるかどうか。私の軸にはまっているかどうか。そんなものを描きながら・・・・

ここでちらっと、毎年自力でプロデュースしてるポスター&チラシの話になりますが、今年のを製作するにあたって、昨年のクレアで写真家木村秀生氏が撮影してくださった数百枚を再度、一から全て洗い出して見てみたところ、まさに奇跡の一枚のようなとても臨場感溢れる写真を発掘しました。その写真からポスターのイメージを作り出すと同時に、今年のクレアのイメージの方向性のようなものを描いていくことが出来たんです。何となく漠然とですが今年のストーリーを描いていましたし、それが例えばHotel Californiaなんかの選曲にも繋がった事は間違い無いと思います。

そしてだから、今年のポスターの裏側は、映画のフライヤーのイメージで仕立てましたし、実は今年は映画フライヤーで使われている厚さになってます。(今更しかも超マニアックな話ですが 笑)

・・・まあそれはさておき、選曲では、そんな感じのところを探っていって、何となく「これでしょう!」という鉱脈を探し当てるというか。

特に今回それが如実に出ていたのが「ひこうき雲」と「Hotel California」かなと思います。

「ひこうき雲」は大好きなユーミンの荒井由美さん時代の曲、普段のピアノ弾き語りライブでもよく歌うのでもう定番って感じなのですが。この曲はもう迷いも無く、普段はお聴かせ出来ないバンドバージョンでホールで!!とほぼ即決。

まさしくこの曲は、ピアノ弾き語りを軸に据えつつ、バンドメンバーが寄り添うように歌に広がりと厚みを与えてくれる!そんなイメージが叶いました!井手さんのベースラインがまたしみじみとかっこよく沁みるんですよね・・サイコー・・・。

「Hotel California」は、やるかやらないか、迷いまくって自分だけで決められず、メンバー達に相談しました。その時点で、私自身のVocalは「いけるかも・・」というところまで来てたので、あとはこのメンバー構成の中でアレンジがまとまるのかというところも併せてメンバー達に相談。

特にみなさんご存知のようにこの曲、ツインギターが要とも言える曲なんですよね。なのでGuitarの森口さんに意見を仰いだところ「ピアノも入れた少しアコなイメージでアレンジしたらいけるのでは!?」という見解でした。ギターが何人も居るわけではないので森口さんとしては、アコにするか?エレキにするか?・・かなり迷われたのではないかなぁ。最終的には森口さんとKenmiさんのツインエレキGで決まってた!

アレンジの方向性が少し決まって来たところで、私はピアノのアレンジを考えつつ練習してたのですが、やってみると発見が。そう、私のオリジナル曲「南へ、西へ」のコード進行によく似ているではないか^^

そして、閃きました・・。「南へ、西へから、ピアノソロでHotel Californiaイントロへ繋げるってゆーのはどやねん?(独り言)」

・・でも、いやいや・・・ここでピアノを間違うのが超!!怖すぎるわー・・・・・・・・

とプロらしからぬ気持ちがフツフツと湧いてきて思いっきり怯みました。弱気になりました。でも・・それよりも!もう、そのアレンジを完成させたくてライブでやりたくてやりたくてしょうがなくて。

やりたい思いは止められない。もう走り出してしまったのですよ・・(詩的…)

バンドメンバーに「やります」と告げ、メンバーは快諾してくれました。でも心の中は実際不安だらけでした。だってこの曲、よっぽどでないと普通、やらないぜー・・(実際に後で聞いたら、メンバー達全員がこの曲をライブでやったの人生初めてだった)。有名すぎる曲だし、だからこそ下手にいじると怪我すっぜ〜 系でしょう。確実にいいものをやらないと「なんだこの程度でやるのか」と思われる。ちょ〜怖っ(今だから言えますが)。

・・・まあそんな恐怖感を抱えたままでしたが、大阪吹田で行ったバンド全体リハーサルで合わせてみたら「これはいけそうかも」という手応えを得たという流れです。

ちなみに南へ、西へ〜Hotel Californiaをピアノソロで繋ぐアレンジ案、実は物理的にも、森口さんがアコギからエレキへとチェンジするタイミングを作れたって言うところでまさに「理にかなった」んですよ〜・・これぞ偶然の産物。

そんなこんなでしたので、あの日の本番ライブで、曲直後になんとも言えない歓声が上がった瞬間、メンバーみんなが心の中では「ああ!あああ!やってよかったあああ!!」と歓喜と安堵とが入り混じった感情になったのは間違いありません。(私だけだったりして いやちがうはず)

・・ところで毎年来てくださっている方々はある意味「期待」してた・・かはわかりませんが、恒例のメンバー紹介にて、今年も「北条しょうじハズし」結局やってしまったんですが。これ・・・毎年会場ウケがよくなってる気がして。って事は、それだけ常連さんが増えて恒例行事的になって来たのかなとちょっと嬉しかったりします(笑)

ちなみに今回全く打ち合わせ無し本人への予告無しで突然やったので、しょうじさんに後で聞いたら「まさか・・と思ってたのでかなりびっくりした」と言われたんですが。そう言いつつ北条しょうじ顔が嬉しそう。まぁこれまでの流れからして、やらない選択肢はないでしょう。ってことでね。

そして今回のライブでは結果的にブルースハープ北条しょうじが思い切り主役並みにセンターだったし、お客さんの笑いも3回もとって、あぁ悔しいかな「お笑いMVP」(なんじゃそれ)をとってしまったって感じなんですけど。

前のHotel Californiaの後に、今回は、10分間の休憩を設ける事が決まっていました。当日の昼過ぎから行った通しリハーサルでもその事しっかり確認しといたし。だからメンバーみんな、曲が終わると自然に舞台から下がっていったんですけどさ・・・

なかなか10分休憩を告げる影アナが流れないので「何でかな?」と思いつつスタッフさんに「影アナお願いしまーす」って伝えたんですけど。その時、舞台裏のモニター画面を見た森口さん「なんかショウジさんが取り残されてる〜」って言うし!

びっくりですわ。「え!しょうじさんどーして!?早く下がれ〜〜」て言っていたら、突然会場がドヒャ〜っっ と大爆笑になってて。

何となくの状況がみんなで分かって、もうメンバー全員で裏で大爆笑でしたわ。「まじでやるわ、しょうじさん!!」関西人全員で「うわ持って行かれたわ〜」って尊敬の眼差しですわ。

後で詳細は聞いたんです。しょうじさんが「ん!?なんかおかしいな」って思ってふっと後ろを振り返ったら”全員いないじゃん!!” それで「はっ・・」なんか会場一瞬微妙な空気感になって固まったところに、「ここで10分間の休憩に入ります・・」とアナウンスが会場に流れたらしいですね。

まじで、やってくれるわね。おもろすぎるやろ。

会場のお客さんはどう思ったのかなぁと。仕込みとか演出とかだと思ったんかな?(ライブ会場で教えてね それかぜひ、そこんとこラジオへのメッセージでください!!!上欄メニューから投稿できますよ^^)

きっとお客さんたちにしてみれば「北条しょうじがこれから一人で何かやるんだ・・」って思ったでしょうね。それにしても影アナのタイミングも絶妙すぎるでしょ(笑)

ちょっと長くなりましたがミラクルな裏話でしたw しかしミラクルしょうじだよね。

そんなわけでカバー曲に関する話をたくさんしてきましたが、本当は全曲解説したいくらいだけど長々と読んでいても飽きると思うんでここら辺にして〜と。

インストアライブしか知らない方は、まさかこんなに美根ゆり香がロックだとは思ってもみないと思うし。どうしても「女性ピアノ弾き語り」って言うと、優しいか細い歌を歌う人だと思われてしまうみたいです・・はい。

そんな意味でも、私の普段のピアノ弾き語りソロのステージしか見た事ない方々にとっては何もかもが新鮮だったかも知れないですよね。インストアライブ等でこのワンマンライブの宣伝をさせていただく時には必ず「普段の一人ピアノ弾き語りとまた違って、自分のやりたい音楽をバンドで存分に表現できる一年に一度のライブです」っていつもお伝えはするんだけど、話だけじゃあなかなかピントはこないと思うし・・・

一年に一度といえば、アコースティックの本物のピアノで出来るのも、私にとってはまさに「ちょ〜至福のひととき」です。電子ピアノって実際に指の先から音の振動が伝わってくる事は無いんです。例えばギターも、ベースもドラムも、弾いている、叩いている指先から音の振動自体が体に伝わってくるでしょ?最近アコギで曲を作ったりもするんだけど、そんな時につくづく思うんです、すっごく弾き語ってて気持ちがいいな〜って。そして、そんな気持ちの良さが本物のピアノにはあります。だって鍵盤を叩いたその先で、鋼を羊の毛でできたハンマーが叩いているわけで、それが指を伝って体に響いてくるんですよ・・・。そういうわけなんです。

それにしても鋼を羊の毛のハンマーが叩く音なんですよ、ピアノの音って。すごいと思わない?余談だけど

今回、2曲の新曲をやりました。まさに「初演」!!さすがにめっちゃキンチョーした..!!一曲は「ナチュラル」まさにアコギで作りました。アコギで気持ち良〜く、とまではまだ腕が無いので全然いかないけど、いつかは自分で弾き語りたいという目標を持って^^マジで。アコギで作ったからこその「ナチュラル感」が表現された曲になったんじゃないかなーなんて思っています。

もう一つの新曲は、意表をつくまさかのアンコール一曲目。「翳りゆく夏」という曲で、これはもうガチのピアノ曲です。夏の終わりのまだうだる暑さが残りつつ寂しい季節に、思いっきり過去の後悔にどっぷり浸る世界観を、コード進行、曲の構成、メロディ、音色にも散りばめてみたいと思いながら作りました。多分このままいけば、そのうちレコーディングになると思うので、必ずや「これだ!」っていうアレンジに仕留めたいぜーと思っています。

まだ永遠に喋れるんだけど..(笑)また秘話など思い出したら、ラジオ等で喋ろうと思います。何か質問とか聞きたい事とか、何でもいいので、あったらぜひラジオにメッセージください!思い出せていない事も多いので、質問していただけるとすごくありがたいんです..^^

今回のライブに関わってくださった、多くのファンの皆さんと

スタッフと、そして家族に感謝します。

それでは最後に・・最後までマニアックな話にまでお付き合いいただいた音楽バカ達に(失礼) 心からのお礼に・・・

実は!

youtubeに既にほぼ全編がUPされてます(by地元鴻巣のCDショップJAMさん)

公開が期間限定になるのか等は、まだ未定です^^

-美根ゆり香CONCERT 2019″素直な気持ちで” inクレアこうのす セットリスト-

1. 言葉
2. リセット
3. 瞬きーさくらが咲くころ
4. 夏のハッシャバイ
5. 五番街のマリーへ
6. Imagine
7. SMALL WORLD
8. ひこうき雲 (cover)
9. off-on
10. 南へ、西へ
11. Hotel California (cover)
12. ナチュラル (新曲)
13. ケンとメリー 愛と風のように (cover)
14. 大地のうた
15. 新しい歌を歌おう
16. You’ve Got A Friend (cover)
17. 雨音
18. One More Day
19. Rainy Garden
20. 光と影のあいだに
21. Both Sides Now 青春の光と影 (cover)
22. HANDS〜大きな手から、小さな手へ〜
23. OH, MY SWEET HOME
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-Encore-
1. 翳りゆく夏 (新曲)
2. 素直な気持ちで

Band members;
三夜陽一郎 : Drums
井手信志 : Bass
Kenmi Chank : E-Gt,Cho
森口英次 : A-Gt.E-Gt,Cho
北条しょうじ : BluesHarp,Percussions,Cho

Sound crew;
Ryo Sugawara
五月女 博

One Love.

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