聖地へ!
もう、この一言しかないですわ。
何度か、大御所の方々のライブを観にここへ伺った事はあったけれど
まさか自分がこの拾得で、歌う事になろうとは。
大げさかもしれないですが、これまでの道程を思うとそう実感してきます
やってきて良かった。
ほんとうに、正直、そう思う。
重いな~笑
でも重いわ、ほんと。
この場所で、どれだけ平常心の自分で居られるか。
それを試したくもあった、この日だった。
何度か拾得ご出演経験をお持ちの
京都と云えば!のお馴染み、北条しょうじハーモニカ&カホン
サポートっていうのも心強かった。
「今回はしょうじさんの胸を借りてやりますから」
とか、冗談も言っていた笑
本番。
音の重さが、身体と心に沁み渡ってきた。
返しのモニターからの音は、かなり素音に近く、自分の実力を自分で受け止めながら歌う感じ。
逆に、変に自分を飾らずに「いっちまえー」って開き直れる感もあった。
意外にも、気持ちが上ずったりふわふわする事もあまり無くて、自分に集中できた。
途中、京都の歌う僧侶RYUMYOさんのゲスト。
彼の醸し出す癒しの声や世界の雰囲気が好きだ。袈裟姿はほんとうに美しく、対峙すると思わず正座をしてしまう凛とした佇まいなのだけど、なんでも話せる広さみたいなものがある。
光明寺音楽祭で特にいつもお世話になっているのだけれど、今回出演を快諾してくださった。
ありがたく、心強かった。
そして
後半のバラード続きのところ
お客さんの集中が身体に伝わってくる感覚に。
けだるい空間の中に、一本の緊張の糸がつーっ、と通っている、
と云いますか。
と格好いい事を言ってしまいましたが、
そう口走りたくなるような、すごい空気を持った場所なんだもの、此処は。
ある意味、自分を自然体にさせてくれる、本音で居させてくれる。You make me feel like a Natural Womanだね。
「素直な気持ちで」だよ。
絶対的な自分は、曲げれない、曲げない。これで、いいんだ。これで。
言いたい事は言う。
これでいくんだ!!!
楽屋も歴史そのものを語ると云った風で。
「また来たい。またやりたい。」
気持ちがふつふつとわき上がってきた。
MCでは「ここでワンマンが出来るようにガンバリマス」
と、言ったよ、言った、確かに。
ほんとうに頑張ります。
ずっと浸っていたくて、打ち上げを急きょここで。
さいごのさいごまで浸りすぎだろ
なぜかポージンングだ
(特に何の意味もありません)
拾得のテリーさんや皆さんありがとうございます
そして来てくださった皆さん、感謝、感謝、感謝でいっぱいです!!!
<SETLIST>
1.SMALL WORLD
2.Heart of True Colors
3.南へ、西へ
4.コーヒールンバ(カバー)
5.瞬き―さくらが咲くころ
GUEST:RYUMYO「ああ今こそ」
6.STAND BY ME(カバー)
7.HANDS~大きな手から、小さな手へ~
8.A Whiter Shade of Pale(青い影) (カバー)
9.大地のうた
10.素直な気持ちで
ONE LOVE
ONE SOUL