追記2015.1.5
ライブ動画 記事の一番下にUPいたしました。
—————————————————-
これこそ、デジタルでありアナログであり、その真ん中のいいところをいくアートだと私はそう思います
今年で、なんと3度目の出演。
すごく、嬉しい。
自分の目指している音楽の世界観と、リンクしている部分を感じるからです。
デジタルの限界点である、人間味と、自然味。
今はCDだから、いくら生音にこだわると言ったって、デジタルを通さずには作れない現実がある。
その中でどう、「生」と癒合させるか。生、というのは、「生きた人間」という意味でもある。
その一番自分が「イイ!」って納得する合致点を、私もこれから佳境を迎えるレコーディングで追い求めていく。
このD-Kという投影アートが、何故「LIVE」なのか。
それは、ほんとうに一寸先がどうなるのか、予測がつかない、そして2度と同じ模様に出会えないという事だから
それは、一期一会、この世の無常
音楽ライブと同じ。私のピアノや歌と同じだ。
毎回、どんな風になるか分らない。その場で生まれていくもの。
それって、実は決まっていた運命なのかもしれないし、そうでないのかもしれない。
‥って、考えていくうちに、どんどん気が遠くなる。
笑 からこれ以上今は考えるの止めておくわ~
陽が落ちる前の、法輪寺の舞台から
ご住職が「今日は期間中一番あたたかいですよ」
えええぇぇぇ
十分寒いですわー^^
でも、この寒さが、D-Kなのだ。
この山の縁の、ひやっとまとわりつく寒さが、投影をより美しいものにする。
ついに、10年目の、嵐山D-K LIVE
10年だって。凄いなぁ。
舞台から私が見えるのは、お客さんのうねりみたいなものと、舞台越しの京都の夜景。
お客さん達にうっすら反射している七色の光の渦の様なもの
これが、また私を音楽の中に没頭させる‥。
昨年のD-Kで、最後を締めくくった「イマジン」からはじめる。
「世界平和」に向かっていく音楽は私の中でずっと続いているんだ
そして、生まれ故郷、感動桜国、北本への思いも込めて「瞬き―さくらが咲くころ」
法輪寺境内、あの桜の下から、空を覗いて、故郷のさくらを思い出していたあのころを思い出す。
まだ京都という土地に慣れずに、不安のほうが大きかったあの頃‥
それから、以前から、D-Kのこの舞台で歌うと決めていた、プロコルハルムの「青い影」
このD-K LIVEを初めて見た時から、シンクロしていた曲でした
やっと、歌えるようになった。
それから締めに「新しい歌を歌おう」
この曲はある意味、「無常」を描いた曲だと思っている。
夜は見えない山の荘厳さが D-Kで浮かび上がる。
美しくて、畏れずにはいられない深いものが、浮かび上がってきていた。
デジタルアーティストの長谷川章さんとまたお話しさせていたいた。
京都でも色んな場所を巡って、この法輪寺に来た時に、
すぐに「ここだ」と感じたそうだ。
実はみんなで記念撮影^^)ノしてた
そして実はこの日、嬉しい事に、生まれ故郷北本市から、わざわざ来てくださっていた!!
北本の桜、石戸地区の風景、そして雑木林
私の中では、D-Kの世界と繋がるものがある。
北本でもやってほしいなぁ。
という一縷の希望を抱きつつ。
ONE LOVE
ONE SOUL
2014.12.21法輪寺D-K 「Imagine」