「明確なビジョンを持っている
 それでいて柔軟だ」
かの小澤征爾が中国の新進気鋭天才ピアニスト
ユンディのことそう表現して称えた
自分の音楽のプライドを持ちつつも、様々な意見や物事に耳を傾けるという
簡単なようでとても難しいこと
それは同時に、自身に目をつぶらず向き合って、自分のいい部分も悪い部分も解るところまで来たから出来ることなんだと思うんです。
自分が解ると、どこを直したいのか、どうなりたいのかが明確になってくるから
ここらへんは、年を重ねることも必要なのかなとも思います。
いわゆる自尊心だけで出来上がったようなぎらついたプライドが、もっと心の広い、人間臭い日差しみたいなプライドに変わってくるような、そんなかんじっ?
そんなことを考えていたら、やっぱり年を重ねるって、なんておもしろい事なんだろうって思う。
無知だからこそできる若い思い切りさっていうのもあるけど、それより断然年齢重ねて解ってくること、そこから出てくる興味とかのほうがおもろい!!
ま、それは置いといて
とにかくそのピアニスト
ユンディ
彼の音楽は人間性がそのまま滲み出ていてとっても魅力的なの
言い換えれば
音楽が魅力あふれる人間性にまで及んでそこにぐっと、心が引きつけられるそんな感じ。
そして小澤征爾さんという
たくさんの感情を“和”に、“輪”に出来る
懐が壮大で 心が豊かで
そんな人が指揮をふるうと・・
―どんだけ震える、震わす音楽が生まれるかって。
考えただけでドキドキするよね
ユンディと小澤さんの間には何とも言葉で言い表せぬ心が、血が、
通い合っている感じだったなぁ。
”LIVE”=”共生感” by小澤征爾
―脱帽。
小澤さんの言葉を聞いていたら、ふと
昨日、とある音楽番組に出ていたアメリカのブラック系アーティストNE-YO(ニーヨ)の言葉も思い出した。
彼は只今若手NO1とも言えるアーティスト
まだとても若いんですけど
彼のポリシーはこうなんだって
1.常に謙虚であれ
2.常に紳士であれ
3.常に手本であれ
自分が一番だと思うな、素晴らしいアーティストが上にたくさんいるという謙虚な意識が自分を伸ばすと言ってた
この3つは常に三位一体なんだそう
彼のその風貌なんかからするとそれがとても意外な言葉だった。
・・だって彼のいる世界だったら絶対「自分が①番オーラ出してナンボ」的なものが前提にあるじゃん!?
しかもトップアーティストでだよ!?
私はとくに1番目に凄く共感してしまったのです
最近特に社長なんかにもずっと伝えて来ましたが
「私は自分の器以上の大口を叩くのいや」
いつもいつも言っていて
別にカッコつけてるわけでは全然なくて
本当に心から嫌で
昔から嫌 嫌なもんは嫌
嫌というより心から苦手
この世界、自分をいかに大きく見せるか
時には出まかせでも良いからオーバートークでいけ!
という場面に何度も何度も遭遇してきました
しかもそれがこの世界では通例に近いことも重々承知だし
でも私は「口ばっかり」っていうのが大っきらいで
ほんとに昔からそれだけは本当に大嫌い
幼少期の体験や経験からそうなったのかもしれないし
そこらへんは自分ではよく解らない部分ですけど
だからそんな事で社長とぶつかることもしばしばでした。
でも社長の気持ちもわかるし、そこら辺は最近はお互いにうまくやってます(笑)
何言ってんだか(笑)
でも
最近本当に!思うことですが
本当に出来る人のほうがすごく腰が低かったり謙虚だったりして
そんな場面が本当に多くて
だから私もそれを見て追っているのなぁ
長くて読むにはしんどい
・・とりとめのない話しちゃったよ
ちょっと自分の内部のもやっとした
本音の備忘録ってくくりにしておこ
とにかくユンディの向き合い方といい、ニーヨのポリシーといい
私は自分自身がこれまで、表に出て行くに足りない器と思ってしまう部分があったけど
なんだか貰えた自信。

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